::Traveling 
::Fly Me To U.K. vol.2-6

六の段
思いつき 異国の地でも 性分不変
in Glasgow

Feb.28 in the train to Penzance メモより

44分には出発するグラスゴー・セントラルからペンザンス行き。
途中クルーで乗り換えてチェスターに行くことにした。
これを決めたのは、昨日のことだった。
スコットランドの石の色に滅入ってきたのかもしれない。
建物の色が、土地によってちがうからね。
それと、何がなんだかわからないような旅をしていて、
ずいーっと南へ戻りたくなってきた。
本当は昨日アバディーンに泊まるはずだったが、
いきなりインバネスから間違えてローカル線に乗ってしまって、
余分に一時間使ってしまった。ICに乗ればよかった...

2:30すぎにアバディーンに到着。
駅からまでは離れていて、いきなりぐったりしてしまった。
駅はだいたい町外れ、は、タウンセンターっていうのが普通のようだ。
17£以下のシングルはないと言われ、
電話で直接いくつか当たってみたが、どこもダメ。
ぐったりしていたので、もうすごくイヤな気分になった。
の前で、しばし考え込む。
「17£払うのはヤだし、ユースに泊まるとしたら
 グラスゴーまで行った方が一日分早く動けるよな」

アバディーンと言っても唯一の写真

St.Nicholas House

駅に戻り、グラスゴー行きのICに乗り込んだ。
グラスゴーに着いたのは、午後7:30で、すっかり真っ暗。
冬は、4時には日が暮れるから、見知らぬ所に行くには時間が勝負だ。グラスゴーでは、クイーンズ駅に到着。
チェスターに行くにはどうすればいいのか、セントラル駅まで聞きに行かねばならなかった。
クイーンズ駅は、もう案内の人とていなかったし。
外に出ると、モニュメントがライトアップされてきれいだった。おじさんに道をたずねて、歩き出してみるとすごーく悲しくなってきた。おなか減ったよぉ。すると、止まっていた車のカーラジオからどこかできいたメロディーがっ。

「あ、マーク・アーモンドやん」

彼の声をラジオで聴けるってのは、英国ならではね。
レコード買い込んだけど、聴きたいなぁと思いつつ、少し元気になって歩き続けた。
セントラル駅に着いて、タイムテーブルを確かめ、
ハンバーガーを買ってユースへ向かった。8:30になっていたので、
夜にうろうろ探すのはいかん、とばかりにタクシーに。

ユースに泊まるのは初めてなので、どうしようかと思ったが、
ま、仕方がない。8.6£で2段ベッドが5つほどある部屋に入った。
同じ部屋に入ってきたすごい早口のおばさんと、しばらくしゃべっていた。
私が行ってきたところの話や、勉強の話やら。
おばさんは、先生で、もう退職したそうだ。
 「学校のじゃないけど先生になるんだ」
と言ったら、えらく喜んでいた。

おばさんもそうだったけど、旅をして話をしてると、
 「どこで英語の発音を習ったの?」
とよく聴かれる。遡ると幼児期になる。
東京子どもクラブってゆうレコードを聴きながら育ったから。
あと、お風呂では「ワン・リトゥル トゥ・リトゥル...」と
10人のインディアンの歌を歌い終わるまでは上がっちゃいかん、と育てられたし。
中学には、教会へ英語習いに行ってたな。
トレーニングとなったのは、今年とってた劇のクラスだ。
お風呂の中で台詞覚えてたのが懐かしい。

思えば、この1年はホントによく勉強したものだ。
1年で、ン年分くらいの勢いで単位とったんだと思う。60近くも...
  #うちの大学では、ン回生以降は、取得単位無制限になります。
今年の4月の登録時に、
 「こんなの絶対とれませんよ。あなた、全然学校来ないんだから。」
と言った教務室の先生を見返すためだけにがんばったようなもんだ。
だから、卒業手続きのときに、
 「できるなら、始めからちゃんと大学来ればよかったんですよ!」
という教務室の先生に、心の中でアカンベーをするのを忘れなかった。

人間は目的を持ったら行動できるのだ。ふっふっふ。

「チェスターに行ったあとで、ストーンヘンジを見に行こう」
 「あ、それだったらバースにも寄ろうかな」
 「よし、そーしよー」

思いつきにより、思いが高まれば即行動する、いい性格だと思うんだが...

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