::Traveling 
::Fly Me To U.K. vol.4-1

一の段
太陽 みどり 犬と りす
in London

ロンドンのヒースロー空港に到着してすぐにホテルに電話。
vol. 3 のとき、トシコと泊まった「ケンジントン・クローズ」に滞在することにした。
そりやぁちょっと高めなんだが,疲れているからよしとする。
そういえば、前回、夜中に非常ベルが鳴り響き、
母トシコを含む宿泊客はみな、ドアから首を出し、
「一体なにごとなん?火事なん?」
と共通語を顔にだしていたものだった。
 (あーなつかしい)
私は、以前の一人旅で、本物の火事に遭遇しているので、
火事の時一体ホテルはどうなるかを知っているのだ。
それで、ひとり「だいじょーぶ」と言って眠る人だった。

で、今回。

「ちょっとぉ、たのむわぁ〜」
という感じで夜中の非常ベルを布団の中で聞くはめに!

なんでそうなるかなぁ(T_T)

Kensington Gardens




リスにもちょこちょこ出くわす。

翌日、ケンジントンガーデンを散歩し、うろうろ心地よいバケーション気分を味わい、ついでにケンジントンガーデンの北通りベイズ・ウォーターのクイーンズウェイ駅近くにある「パーク・ロッジ・ホテル」に後日の予約をした。
このホテルは、前に私が長々と滞在したところで、
いわくつきの火事があったところ。もっとも、火事は3軒隣だったのだが。

「あっ おれ 君のこと覚えてんでー。いやぁー久ぶりやんー!
 前、7階に泊まってて重い荷物持ってたやろー」

なんとフロントの兄ちゃん、こういった。
うーむ。確かに重い荷物を7階から下ろしてもらったし(ここは階段しかないのだ)、たばこ代ももらったし、2年ちょっと前のことだが覚えてるのねぇ。


光合成が必要な私は,
しばし太陽を浴びるのであった
犬も勝手に散歩を楽しんでいる。
...
したがって,
座る場所には気をつけたほうがよい

ほら,落ちてるからさぁ...

いや、ほんとにリードつけてないんですよ、犬という犬が!

これにはやっぱしビックリしたなぁ。
大きなシェパードも小さなマルチーズも、賢そうなレトリバーも,
ちょっとだいじょうぶかぁ?という感じの名も知らぬ犬も。
ご主人に従って、ゆっくり歩くか、または勝手に走っていても
他の犬や人に吠えたりせず、散歩を楽しんでいる。
 (ハービーはここでは暮らしていけないだろうなぁ...)
溜息をつきつつ、でも、ご主人の言うことを聞かずに叱られている犬を
見たりすると、ほんの少し安心したり。

 (ふふーん 言うこと聞かないこともあるのね)

ベイズウォーターの近所に,ポートベローという,
蚤の市ガイドに欠かせないところがある。
アンティークだけでなく,日用品,野菜,果物などのレーンもあり,
以前からトシコが行きたがっていたところだ。
普段もこれらの店はあるが,特に土曜日はそれ以上に出店があるので
とても賑わう。
それぞれの出店にはなぜか犬がつながれていることが多く,
どの犬もとても汚れていた。

(お風呂入れてもらってないのね)

(ハービーなんて2週間に1回はお風呂なのに...)
入りすぎだとは思うが,これはトシコが我慢できないからである。二言目には
「けものくさいっ!」
いったい”けもの”とは何を指すのか,
そして,彼女は”けもの臭い”なるものを知っているのか?

なぞである

ベイズウォーター界隈はアメリカ人の旅行客が多いらしい。
インド料理、中国料理のお店も割と多い。結構安くて美味しいそうだ。
今回は中国料理を味わうことにした。
実は私は中国料理が好きなのだが、一人だとまともなメニューを楽しめない。
単品もあるが、2〜3種類のセット料理は最低2人からだった。

そういえば、以前一人で来たとき、夜、無性に「おつゆもの」が食べたくて、
ここらへんの中国料理店に走った。
ただ、そのときは現金を持っていなかったから、カードが使える大きな店に入った。
円卓を囲む人々の中、ローストダッグヌードルを食べた。
夜中、たかだか4£のヌードルをVISAで払う日本人の小娘に、
「君の名前はねぇ、中国語ではチョン ソン サン スーって読むよ。」
などと話しかけてくれたりした店員さんたちだった。

さて、こういう思い出もあったので、なつかしく、また今回は2人だし、中国料理やインド料理も楽しめるぞ!と意気込んでいたのである。

ところが

トシコは、普段口にしないものは苦手な方で、多少まずくても
「ま、いいっか」的に楽しめないところがあり、まずいと顔に出しながらも
「そうでもない」
とか言うので気を使ってしまう。
そして、
「ピザなら大好きだから、いくらでも!」
というトシコの言葉が、この旅をピザソースの匂いとともに思い出させる
発端になったのだ。
ロンドンと言わず、イギリス中にピザハットのチェーン店があり
(1999時点では世界各地に進出した)、行きましたねぇ、
ロンドン、ヨーク、チェスターと行く先々でピザ、これまたピザ。

何といってもbeffet!

このピザ屋の魅力が、食べ放題の”buffet”。
日本語のように「ビュッフェ」といっても通じないので注意!
この単語の発音には2種類あって、1[バフィッ] 2[ビュフェイ]である。
1は[バ]に、2は[フェイ]にアクセントを置いて発音するのだが、
1と2が混ざったものが日本語になったのでしょう。

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